「つみたてNISA」は20年間の運用における利益の非課税制度です。
当ブログでもメリットやデメリットを挙げてきましたが、お金持ちにとっては全く必要のない投資方法です。
ただ私は一般庶民なので、「つみたてNISA」制度をフル活用し、また米国株式・全世界株式のインデックス投資を推奨しています。
お金持ちと我々一般庶民では何が違うのかを今回は解説していきたいと思います。
今回の記事を読む事で、自分の投資方法について改めて考えていただき、あなたの投資方法の確立へ繋がれば嬉しいです。
社会人になった2005年より株式投資を行っています。
現在は短期的な株式投資、国際株式の長期インデックス投資をコア運用、主に精神安定用に米国ETFでの高配当株式(VYM,HDV)をサテライト運用しています。
つみたてNISAのおさらい
一般庶民におすすめの「つみたてNISA」ですが、なぜお金持ちの人々に意味がないのでしょうか?
まずは「つみたてNISA」の仕組みと運用方法についておさらいします。
年間40万円を2042年まで投資可能で、最長20年間寝かせて、売却時の利益が非課税となる制度。
長期積立の特性上、インデックス投資が推奨されており、特に分散投資性に優れた全世界株式への投資、または米国株式への投資が最適解だと言われています。
私も実際に米国株式と全世界株式のインデックス投資を行なっています。
つみたてNISAについて詳しくは↓の記事を読んでください。
つみたてNISAは時間がかかり過ぎる
20代、30代、40代にとっては20年後を視野に入れた長期的な投資を行えますが、それ以上の年齢の方やお金持ちの人にとっては20年先は時間がかかり過ぎる投資です。
お金持ちの方は多くが年齢が高い事があり、この「時間」が一つの欠点であると考えられます。
投資金額が少な過ぎる
年間40万円、毎月33,333円の積立投資自体がお金持ちにとっては意味を為してません。
投資は数の原理です。
1口(株)よりも100口(株)、1,000口(株)の方が多くの利益が得られます。
反対にリスク(ボラリティ)も増えていきますが・・・
年間400万円、1,000万円、2,000万円と多くの金額を投資出来る方が、わざわざ「つみたてNISA」の少ない枠内で投資をするのは時間の無駄だからです。
インカムゲインで安定収入
キャピタルゲインで稼ぐよりも、インカムゲインで得るのがお金持ちにとっては主流かもしれません。
例えばVYMやHDVなどの米国ETFは年3〜4%の配当です。
これらの銘柄に数百万円や数千万円単位ではなく、数億単位で投資ができれば年間数百万円以上の配当金が支払われます。
何もしなくても一般サラリーマンの年収くらいは入ってくる、まさに不労所得ですね。
高配当株はETF以外にも多くあります。
オススメは景気に左右されにくい一般消費財の企業です。
例えばP&Gやコカコーラ。
これらの企業は、その業界のトップに君臨し、圧倒的なブランド力を持っています。
そして新たな参入も少ないので安定性も抜群。
大きな成長は見込めないかもしれませんが、そう言う場合には株主へ還元します。
特に米国はその考えが深く浸透しているので、P&Gは65年間も増配し続けています。(コカコーラは58年間連続増配)
日本の企業では考えられませんよね。
日本の企業で高配当で有名だったJTも減配し、将来不安です。
米国株式を買う方法
日本株とは違う高配当、世界的な企業へ1株から投資できる等、米国株に興味を持った方もいらっしゃると思います。
ただし、米国株式は日本株とは違い、為替手数料や売買手数料が発生します。
また税金が米国10%、日本20%かかります。
(二重課税なので確定申告すれば米国分は戻りますが面倒です)
少しでも費用を浮かす為に、証券会社選びが日本株以上に大事です。
オススメはDMM株とSBI証券です。
DMM株は米国株式の取引手数料が0円なのが特徴です。
他の証券会社では約定代金の0.495%もしくは上限22米ドルかかるのが常に無料はメリット大きいです。
SBI証券は国内トップの証券会社で、多くの銘柄や安い手数料なので口座開設していないなら作るべきです。
唯一、外国株式の積立投資が出来るので米国株式に長期的に積立投資したいという方には特にオススメです。
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