鉄(鋳鉄)とホーローで世界一を目指したフライパン。
それが『バーミキュラ フライパン』(Vermicular Frying Pan) 。
そんなフレコミで注文からお届けまで数ヶ月を要する(※)程に大人気なフライパン会の貴公子。
※発売当初
公式サイトだと2ヶ月待ちでしたが、運よくヨドバシカメラに在庫有りで売っていたのでポチりました。
(2021年当時です。現在は公式サイトでも即納で買えます。)
待つ事数日。
バーミキュラフライパンが届いたので、一緒に購入した強化ガラス製の専用リッド(蓋)と併せて正直にレビューします。
これから買おうと思っている貴方のお役に立てれば嬉しいです。
購入したバーミキュラフライパンは24cm深型と専用リッド
箱の大きさはフライパン(24cm)はW44×D26×H12cm、リッド(蓋)はW24.5×D24.5×H8.5cm。
(W=幅、D=奥行き、H=高さ)
宅配ボックスに入るか要チェックです。
バーミキュラフライパンの梱包状態
バーミキュラ公式レシピ本が同梱されてます。(後述しますが、凄く役立ちます)
梱包箱で固定されていて手荒な輸送でも問題なさそう。
バーミキュラフライパンの詳細
バーミキュラフライパンの最大の特徴である「ホーロー」と「ウッドハンドル」が良い味を出しており、独特の手触りが所有感を高めます。
重量は約1キロ。
見た目の美しさからキッチンの壁にぶら下げて使いたいですね。
マグネットフックなどにぶら下げて使うと思いますので、重量にご注意ください。
バーミキュラフライパンのウッドハンドルは「オーク」と「ウォールナット」の2種類があります。
私が買ったのは「ウォールナット」。
ウォールナットの特徴として、使用していると(エイジング)濃い茶色から段々と明るい色(薄く)になります。
反対にオークは最初は明るい色ですが、エイジングで濃い色目(褐色)になります。
本商品がエイジングするかは分かりませんが、するとしたら面白いですよね。
より愛着が湧いてくる。まさに一生物のフライパンとなるかもしれません。
バーミキュラフライパンを使用する上で気を付けることは以下の通り。
- ホーローはガラス質なので衝撃には注意する
- 調理器具は「木」や「シリコン製」などの柔らかいのを使う
- 洗う時は固い物で擦らずに柔らかいスポンジを使う
- 食洗機はNG(ハンドルが変形・破損する)
- 中性洗剤を使用する
それまで、タークの鉄フライパンを長く愛用していました。
鉄フライパンはその上でナイフを使ったり、ステンレスのヘラとかガシガシ使えるのが良いんですよね。
その点、バーミキュラフライパンは繊細なので、優しく使うことを心掛けます。
バーミキュラフライパン専用リッドの梱包状態
ホーロー加工している鋳鉄取手は厳重に梱包されています。
当然外箱にぴったりと入っており、中身は動かない状態。
バーミキュラフライパン専用リッドの詳細
バーミキュラフライパン用の蓋の用途は「蒸し料理」と「煮込み料理」です。
空気穴が無いので、蒸気が噴き上がる調理の際には吹きこぼれますのでご注意ください。
また、耐熱ガラスでも無いので急な温度変化にもご注意。
付属のフライパンレシピブックについて
バーミキュラフライパンに付属されているレシピブックにはレシピはもちろんだが、フライパンの使い方、お手入れの仕方、トラブルシューティングまで載っています。
レシピブックというよりも「取扱説明書」です。
大切に保管しましょう。
バーミキュラフライパンと専用リッドを購入してみて
鋳鉄+ホーロー加工の特殊なフライパンは取扱や利便性は少し面倒ですし、価格もお高い。
鉄のフライパンのようにガシガシ使えるわけでも無く、使い方を誤ると簡単に「焦げ付き」「こびり付き」します。
「楽さ」で言えば確実にフッ素加工された安価なフライパンに郡杯が上がります。
では何故バーミキュラフライパンは大人気なのか?
私は「美味しい料理への欲求」と「調理器具へのこだわり」と考えます。
そんな方にはバーミキュラフライパンはベターでは無く、『マスト』な調理器具だと思います。
専用リットについてはおまけです笑
かく言う我が家の調理器具を見渡すと鍋は「フィスラー」、フライパンは「ターク」と結構こだわりがある方なのでバーミキュラの製品はマストアイテムです。