税制優遇処置である「つみたてNISA」はやっていますか?
20年間の長期運用利益の税金約20%が非課税になる「つみたてNISA」はふるさと納税と同様『やらないと損』な非課税制度です。
毎月33,333円の投資をするだけの長期運用で非課税なんですから、絶対にやるべき制度です。
今回は、実際に「つみたてNISA」を利用する上で大事な「インデックス投資法」と選ぶべきファンドをご紹介します。
- つみたてNISAを利用しての投資は長期インデックス投資がオススメな理由
- インデックス投資をする上で、選ぶべきファンドの紹介と理由
このブログの管理人である私(だいのじ)は社会人になった2005年より株式投資を行っています。
2007年のリーマンショックで資産500万円を半分溶かしてから、信用取引、FXと投資範囲を広げ、資産5,000万円を超えました。
その後、車、バイク、自宅購入などに4,000万円を使い、現在は短期的な株式投資、国際株式の長期インデックス投資をコア運用し、精神安定用に米国ETFでの高配当株式(VYM,HDV)をサテライト運用しています。
なぜ長期インデックス投資をオススメするのか
インデックス投資とはダウ平均株価や日経平均株価などの「株価指数」(インデックス)と連動した値動きを目指して運用される投資スタイルのことです。
インデックス運用とも言われます。
投資信託におけるインデックス投資の特徴として「低コスト」「分散性に優れている」点があります。
さらに長期的に積み上げていく(ドルコスト平均法)ことで相場の沈み込みにも対応させることで資産運用の王道である「長期・積立・分散投資」を実現しているのが「長期インデックス投資」です。
また、インデックス投資とよく比較される手法として「アクティブ投資(運用)」があります。
アクティブ投資は、株価指数と連動した成果を目指すのではなく、成長性が高いと見込まれる銘柄をファンドが独自に調べて選び運用していくスタイルです。
アクティブ運用を行っているファンドは株価指数ではなく独自に調査をして成長性を探る手法故にインデックスファンドと比べかなり手数料が高く、長期運用に向きません。
何よりアクティブ運用の80%以上はインデックス運用に勝てないという現実があります。
選ぶべきインデックスファンドとは
そもそもどうやって資産を増やすのか?
結論からいうと『世界成長の波にお金を乗せて増やす』ことです。
世界成長は人口増加とテクノロジーの進化の産物です。
そこにお金を委ねることで、数年に一度の暴落は起こることもありますが、長期的に見ると年率5%〜7%に収束して増えていきます。
つまり、日本だけの株式ではなく、世界(アメリカ)に目を向けた株式投資が必要です。
※アメリカは世界経済のトップに君臨し続けています。これから先も変わることは考えられないのでアメリカ=世界と同義としています。
世界の様々な企業に投資するのは大変ですが、投資信託なら容易に全世界の株式に分散投資ができます。
選ぶべきインデックスファンド
長期積立投資では購入手数料の無料(ノーロード)は必須、更に信託報酬手数料が0.2%/年以下のものが基本条件です。
(つみたてNISAはノーロードの商品のみしか取扱できません)
- eMAXIS Slim米国株(S&P500)0.0968%
- eMAXIS Slim先進国株 0.1023%
- eMAXIS Slim全世界株(日本を除く) 0.1144%
eMAXIS Slimシリーズは他の銘柄よりも信託報酬手数料が格段に低いのでオススメです。
eMXIS Slim米国株(S&P500)はSBI証券の方なら「SBI・バンガード・S&P500」(0.0938%)の方が良いですね。私もSBIバンガードS&P500です。
新興国株もeMAXIS Slimシリーズにありますが、信託報酬手数料が0.187%とやや高めであるという点と経済の発展と株価がダイレクトに連動しない特徴からやめたほうが良いと考えます。
全世界株は日本も含んだ「オールカントリー」でも良いのですが、日本に住んでいるので年金やら現金とか持っているのと日本経済の発展は米国には叶わないと考えるので外しています。
実際には上記のどれも選んでも大差はないと思います。
あとは米国のGAFAなどのハイテク企業がもっと伸びると考えるのなら「米国株」、分散投資したいのなら「先進国株」、インドや中国が伸びると考えるなら「全世界株」を選ぶと良いでしょう。
いずれにしろ20年間という長期積み立て投資を続けたならば5%〜7%は増えると予測されます。
証券会社選び
つみたてNISAを活用する上で、必要不可欠なのが証券会社の口座開設です。
間違っても銀行や窓口業務の証券会社でつみたてNISAを行うのはやめましょう。
銀行や窓口業務の証券会社は「いかに高い手数料の商品を客に売るか」が全てです。
なぜなら、人件費を稼がないといけないからです。
じゃあ何処の証券会社ならいいのかというと『オンライン証券会社』です。
オンライン証券会社では窓口がありませんので、不必要なコストが発生しません。
しかも、数で勝負なので、手数料の格安な商品が多く揃っています。
オススメするオンライン証券会社
オススメするオンライン証券会社は次の2社です。
「楽天証券」(https://www.rakuten-sec.co.jp/)
「SBI証券」(https://www.sbisec.co.jp/)
楽天証券はクレジットカード(楽天カードのみ)で積立投資ができて、さらに楽天カードで毎月5万円積立することで年間最大6,000ポイントが貯まります。
SBI証券は業界最多の商品数が売りです。
また、2021年6月より三井住友Vカードでの投資が可能となりますが、ポイント率が「0.1%」と後参入なのに楽天よりも悪いです。
私自身は2005年からSBI証券で株式投資を行っているので、「つみたてNISA」もSBI証券です。
ただ、楽天カードとの併用技が使える楽天証券の良さもわかっているので妻には楽天証券で「つみたてNISA」を開設させて運用してもらっています。
これから初めて投資しますという方は楽天カードが使える「楽天証券」が最強かと思います。
つみたてNISAに関してはSBI証券と楽天証券で大した違いはありませんので、クレジットカード払いとポイント付与が大きいですね。
※海外株やIPO(新規上場株)もやりたいという方はSBI証券がオススメです。
\楽天カード払いで唯一積立できる/
/年間最大6,000P付与\