✔︎本記事の内容
僕がプラド150系後期からランドクルーザー200後期へ乗り換えて、1年が過ぎました。そして、日々乗ることで、ハッキリと分かりました。
ランドクルーザーはZXが最高であり、買うならこれを選ぶしかない、と。
その理由は「高い次元で快適な乗り心地と操縦安定性を持った車」だからです。内装やら他の装備はおまけです。
これは、試乗とかレンタカーのような短期間で思ったのではなく、実際に所有し、生活の足としてスーパーに行ったり、家族を乗せて旅行に行ったりしたオーナーだからこそ、わかったことです。
ランドクルーザー 200後期を検討している方や納車待ちの方、そして興味がある方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
プラドを買ったことにつきましては下の記事を読んでいただくとよくわかります。
ランドクルーザー200に乗り換えた3つの理由
僕は、2018年1月にランドクルーザープラド150系後期を買い、そのわずか10ヶ月後の11月にランドクルーザー200に乗り換えました。
その理由は3つあります。
- ランドクルーザー 200が300へモデルチェンジしたら日本国内モデルにV8エンジンがなくなるという噂
- トヨタが欧州でのディーゼルエンジン縮小を示唆した
- プラドTZ-Gを破格の値段で下取りしてくれた
✔︎細かく解説していきます。
1、ランドクルーザーフルモデルチェンジの噂は前からあり、次のモデルには世界的に低燃費が騒がれているので、V6ハイブリッドエンジンが積まれて伝統のV8エンジンは中東とかの海外のみになるという噂がありました。
これを耳にした僕は、今のランドクルーザー200はもしかしたら最後のV8エンジン搭載モデルになるのでは?と思いプラドからランドクルーザー200に乗り換えを検討しました。
2、ディーゼルエンジン縮小のニュースを見て買ったばかりのランドクルーザープラドTZ-Gに搭載されているディーゼルエンジンが無くなってしまう?と思いました。
将来的に無くす方向のエンジンが積まれている車に乗り続けるのは気分的に嫌な感じがして、ますますランドクルーザー200に乗り換える気になってきました。
3、乗り換えを検討して馴染みのディーラーへ商談しに行きました。僕の乗っていたプラド150系後期TZ-Gをディーラーが破格の下取りをしてくれる結果となり、乗り換えが確定しました。
プラドTZ-Gからランドクルーザー200へ乗り換える際にディーラーの下取りにするか、または買取りにするかは悩みました。
事前にプラドの売却相場を把握して商談に臨みました。納車してから1年も経たない人気車種で、しかもランドクルーザー200ZXへの乗り換えです。
そこを考慮してくれた結果、買取り相場額よりも30万程高い破格の対応で、珍しくディーラーでの下取りとなりました。
今回の僕のケースは「人気車種」「10ヶ月での買い替え」「買い替え品がランドクルーザー200ZX」という普通ではない条件が重なったレアケースだと思ってください。
普通は下取りは安いですから。
✔︎そこのあたりを詳しく書いた記事がありますので、合わせてどうぞ。
ランドクルーザー200のZXグレードを選んだ4つの理由
プラド TZ-Gを選んだ時と同じで、他のラインナップには無い特別な装備がZXには付いているので、迷わずZXを選びました。
✔︎細かく解説すると以下の4つです。
- ナッパレザーシート
- 専用装備(4-Wheel AHC&AVS)がある
- 天井(ルーフライニング)のカラーでブラックが選べた
- 子供用にリアシートエンターテイメントシステムが欲しかった
※4-Wheel AHC&AVSはZXだけに装備された特別な装備です。
ランドクルーザー200で選んだ仕様・オプション
【✔︎車体カラー】
202ブラック
【✔︎内装】
シート ブラウン
ルーフ ブラック
【✔︎メーカーオプション】
寒冷地仕様
ルーフレール
置くだけ充電
クールボックス
パワーバックドア
ヘッドランプクリーナー
タイヤ空気圧警報システム
Tコネクトナビ+マルチテレインモニター+リアシートエンターテイメントシステム
【✔︎ディーラーオプション】
防臭抗菌加工
サイドバイザー
LEDバルブセット
プレミアムホーン
キー付ホールナット
テールゲートマット
ラゲージソフトトレイ
TVコントロールキット
ドアエッジプロテクター
フロアマットエクセレント
モデリスタ エアロキット
モデリスタ ラゲージLED
モデリスタ スポーツマフラー
スカッフイルミネーション リヤ
カメラ別体型ドライブレコーダー
盗難防止付ナンバーフレームセット
IRカットフィルム リヤサイドバックガラス(スモーク)
付けれるオプションは全て付けた贅沢なフルオプションです。
リアエンタメ+Tコネクトナビ+マルチテレインモニターのセットが約100万円と異様に高いですけど、キノコミラーを取る為と子供の為です。
クールボックスはリセール用です。7万のオプションですけど、10万くらいは価値あります。
パワーバックドアは今時の車だと普通にある足で開けれる機能が無いのが不満ですね。
プラドにあってランドクルーザー200にない装備
- 後部座席を見れる鏡(ランドクルーザー 200はサングラス入れになってます)
- ディーゼルエンジン(海外モデルにはどちらもあります)
ランドクルーザー 200はプラドの兄貴分だけあって、足りたいものは殆どありません。
ランドクルーザー200ZXのオーナー評価
実際に1年間乗っているオーナーとしての感想・評価です。
✔︎良かった点
- サイドミラーも自動防眩
- ナッパレザーシートは質感が高い
- ドライブモードの切り替えができる
- フロントマスクが最高(LXよりも好き)
- 2列目にもシートヒーターが装備されている
- 2列目のエアコン吹き出し口が天井にも付いている
- 内装の至るところがプラドとは別パーツで質感が高い
- リアシートエンターテイメントシステムは子供に最高
- リアのデザインが良い(リアランプが幅広で視認性抜群)
- V8エンジンはスムーズな加速と素晴らしいフィーリング
- 4-Wheel AHC&AVSのおかげで快適な乗りごごちと操縦安定性
- バッグドアが上下開きなので、ほとんどの駐車場で問題なく使える
- ランドクルーザーの全幅1980mm(プラドよりも約100mm大きい)は意外と気にならない
- パワーウィンドウの閉める時と開ける時の最後の5cmくらいから速度がゆっくりになる仕様(レクサスみたい)
✔︎悪かった点
- V8エンジンの音が静かで寂しい
- 燃費が街乗り4km/L、高速で8km/Lと凶悪
- プレミアムサウンドシステムは大したことない
- Tコネクトナビ+マルチテレインモニターが高すぎる
- ムーンルーフはほぼ開けないので室内を明るくするのに使える程度
- マルチテレインモニターのフロントとバックカメラの画質が悪い(プラドと同じ)
- 車体が大きく取り回す為にはマルチテレインモニターは必須装備(Tコネクトナビ必須)
- 車体の大きさ故、イオン等の駐車場で隣の車にバンパー擦られる可能性が高い(バンパーは消耗品と諦めた)
- パワーバックドアの開閉がリモコン、運転席、ドアのボタンの3つで、最近主流の「足を振って開閉」ができない
まとめ
細かい不満点はあるものの、満足な面が圧倒的でランドクルーザー200ZXに買い替えて良かったと思います。
プラド150系後期とランドクルーザー200ZXの2台を実際に所有したからこそ言えますが本格的なラダーフレーム構造で世界ブランドのランドクルーザー200は弟のプラドが絶対に辿り着けない領域にいます。
ランドクルーザーは車体の作りからしてトヨタの力の入れ具合が違います。
これは乗ってみたら分かります。
そんなトヨタが本気で作ったランドクルーザー200ですが、その中でも更に特別な存在が「ZX」です。
ランドクルーザーにはZX以外のグレードも当然ラインナップされてますが、ZXとは中身が別物で、もはや別の車では無いかと思えるほど。
別物と言った理由はZX専用装備である「4-Wheel AHC&AVS」が凄いからです。
これは簡単にいうと「車高調整&最適な状態に自動制御するサスペンション」です。
高速走行時には車高を落としたり、悪路走行モード時には車高を上げたり自動でします。そして、走行状態に応じてサスペンションの減衰力を乗り心地を重視しながら自動調整するというもの。
この装備のお陰で、ZXは乗り心地の良さと操縦安定性を両立させているというわけなんです。
他のグレードにあるKDSSというシステムと少し似てますが、似てて当然でKDSSの発展系がZXにしか装備されていない「4-Wheel AHC&AVS」なんですから。
ZXに乗って比較してしまうと、プラドは申し訳ないのですが「普通の車」と言わざるを得ません。
僕もプラドだけに乗っていたら、分かりませんでした。
なぜならプラドも良い車ですから。
それだけランドクルーザー200のZXグレードが特別な車=最高だということです。
ご検討されている方は、是非一度試乗をしてみてください。
短期間の試乗だけでもランドクルーザー200ZXの良さ・凄さを垣間見れると思います。
✔︎ランドクルーザー200の盗難対策についてはこちらをお読みください。