プラド150系後期(TZG)からランドクルーザー200後期(ZX)へ乗り継いだ私が、2台の違い(良いところ・悪いところ)をレビューします。
この記事がおすすめな人
- プラド150系後期かランドクルーザー200後期かで迷っている人
- プラドを持っていて、ランドクルーザー200に買い替えを検討している人。
この記事を書いている人
- 私は実際にプラド150系後期とランドクルーザー200後期のオーナー。
- 短期間の試乗ではなく、1年以上生活の足として使った上でのレビューになります。
比較する車種
プラド150系後期のTZG(直4ディーゼルターボ)とランドクルーザー200後期のZX(V8)で、共に最上級グレード。
目次
まずは外装についての比較
まずは両車の外装比較からしてみたいと思います。
結論はランクル200の圧勝です。
全てにおいて上回っています。
細かいところを述べると↓こんな感じ
ランクルが勝る理由
- ヘッドライトがハイビームもプロジェクターライト(プラドはバルブ)
- リアゲートが2分割で上に開くので狭いところでも開閉可能。(プラドは横開き)
- リアランプが横配置(リアゲートにも付いている)なので大きく視認性が高い。(プラドは縦配置で小さい)
- 全ドアがスマートキー対応。(プラドは運転席・助手席・リアゲート)
どちらもイマイチな点
- ウインカーがシーケンシャルではない。(小さい)
- リアゲートの開閉が足払いでできない。(今や当たり前)
- コーナーセンサーが前と後ろしかない。(横にも欲しい)
内装についての比較
内装においてもランクル200の圧勝。
価格帯が違うから仕方ないとはいえ、こうも明確に差別化を図っているんですね。
ランクルが勝る理由
- 運転席・助手席のカップホルダーが手前側にある。(プラドは奥にあり使い辛い)
- メーカーオプションでリアエンターテイメントシステムが選べる。(子供がいると重宝します)
- ルーフライニングの色(ブラック)を選べる。(プラドはグレーのみです。)
- メーターが6連(油温計・水温計・速度計・回転計・電圧・燃料計)(プラドは速度計・回転計・水温計・燃料計)
- シートがナッパレザーでしっとり柔らか。
- シートのヘッドレストが低反発素材。
- 三列シートが跳ね上げ式。(プラドは床収納なので床高が上がってしまっている)
- 2列目3列目のエアコン吹き出し口が多い。(ルーフにも付いている)
- 窓の開閉が終わり際にゆっくり動く仕様。
- ハンドルヒーターがある。
- シートヒーター・送風にAUTO設定がある。(エアコンと連動)
- 後部座席でエアコン設定ができる。(プラドは後部座席は切るか付けるかのみ)
どちらもイマイチな点
- 基本的にチープな作り。
- ムーンルーフが小さい。
プラド150系後期はランクルには勝てないのか
やはり兄貴分のランクルにはプラドは勝てないのでしょうか?
いえいえ、プラド150系後期にもランクルに勝るところはあります。
プラド150系後期が勝るポイント
- ディーゼル設定がある。(燃費は12km/L程)(ランクルは5km/L)
- ルームミラー上に室内用のミラーがあり後部座席の子供の様子がわかる。(ランクルはサングラス入れ)