電車やバスの中に必ず存在する優先席。お年寄りや身体の不自由な人、そして妊婦さんなどへの配慮として存在しています。
しかし、優先席以外の普通の席でも必要とあらば譲るのがマナーと言われてます。
さて、実際のところ、今まで何回席を譲ってますか?数える程くらいしか譲っていないのではないでしょうか?実際には。
わかります。何より僕がそうですから。
そもそも譲り方がわからなかったり、お年寄りの人に譲ろうとしたら、そんなに年寄りじゃないって逆ギレされたり、妊婦さんだと思ったら、ただの大きめの人だったり・・・
なんか譲る側も違う意味で配慮が必要な行為なんだとわかりますよね。
今回はそんな優先席に限らずに人に席を譲る行為における「スマートかつ最良の方法」を考えました。
やさしい世界に繋がりますので、是非次回から実行してみてください。
席譲りの対象者
○お年寄り
ただし、登山の格好をしたような元気そうな方々は除く
○身体の不自由な人
これは見たらわかりますよね?
○妊婦さん
見た目だけの判断が難しいデリケートな対象です。怪しい場合にはマタニティマークの有無にて判断します。
対象者への距離
前、斜め前の合計3名~4名程を対象エリアとしてがベスト。重要なのは顔が見える事と一歩二歩程度の距離にいる事。
遠すぎると後述のスマートな席の譲り方が出来ない恐れがあるからです。
席を譲るタイミング
- 座席に座ってて対象者が目の前にいて
- 対象者とアイコンタクトした時
スマートかつ最高な席の譲り方
僕の考えた最高の席の譲り方は「何も言わないで席を立つ」。これです。
「良かったら座って下さい」や「どうぞー」なんて聴いたことあるようなフレーズ。これでは50点です。相手への配慮が足りません。
これで相手が気持ち良く座ってくれたら良いですけど、対象者ではなかった時には自分は「良い事したー!」て思えるから良いですけど、相手に嫌な思いをさせてしまう事に繋がりかねません。
大事な事は
ここで大事なのは「片方の満足感いわゆる自己満足で動かない」という事です。
片方の気持ちが「プラス」でも、もう片方を「マイナス」にさせてしまうと世界的には「プラスマイナスゼロ」。やさしい世界にするには確実に「プラス」にするべきなんです。
僕の考えたスマートな譲り方は、上記の対象者、距離、タイミングを満たす時にスッと席を立つ。こうなると自分は相手が対象者であろうとなかろうとどっちでも良いんです。良い事をしたのだから「プラス」です。
そして相手が対象者なら、あなたに感謝して座るし、もし対象者ではなかったとしても言葉で席を譲ったわけではないから嫌な思いにもさせずに座らせるから「プラス」です。
仮に違う第三者が座ったとしても、その人にとって良い事をしたのだから「プラス」です。
この譲り方なら自分は確実にプラスで相手もプラスなので「プラス2」になり、世界はより優しくなりました。
最近の電車やバスの中は殆どの人がスマホ片手にゲームやらネットしてますね。そんな中に僕も混ざっているのでしょう。否定はしません。だって便利なんですから。
でもそういう状態だと周りが見えないので、たまにはスマホの画面から目を離して周りを見渡してみましょう。あなたの助けを待っている人が近くにいるかもしれませんよ。