腰に激痛!!これって、ぎっくり腰?!対処と予防について

重いものを持ったり、中腰で作業をしたりした時に腰に激痛が走ったことありますか?

まるで電撃が走ったかのような衝撃です。

いわゆる「ぎっくり腰」です。

医学的には「急性腰痛」という名称があるそうですが、「ぎっくり腰」の方が馴染み深いですよね。

それはそうと、このぎっくり腰、経験した方ならわかると思いますが、尋常ではない痛みです。

まず動くことが出来ませんよね。そして脂汗がダラダラでてくるくらいの激痛。

思い出すのもしんどいくらいです。

僕が最初にぎっくり腰になったのは大学生の時でした。

ファミレスのキッチンでバイトをしていた時に少し重めの荷物を床から持ち上げた際に、腰に雷が落ちたかのように衝撃が走り、しばらく動けなくなるほど。

僕は今37歳ですけど、今までに3度のぎっくり腰を体験しましたが、歳を取るほどにキツくなってきたように感じます。

それでは、以下の4つの質問に答えます。

[voice icon=”https://dainojiblog.org/wp-content/uploads/2020/02/youngman_32.png” name=”” type=”l fb”]ぎっくり腰って何なの?何であんなに激痛なの?[/voice]

[voice icon=”https://dainojiblog.org/wp-content/uploads/2020/02/youngman_34.png” name=”” type=”r fb”]ぎっくり腰になったらどうすればいいの?[/voice]

[voice icon=”https://dainojiblog.org/wp-content/uploads/2020/02/man_54.png” name=”” type=”l fb”]もうあの激痛は味わいたくない!予防方法は無いのか?[/voice]

目次

ぎっくり腰は何でもない動作で誰にでも起こり得る怖い症状

ぎっくり腰と睾丸強打の激痛は経験者でないとわからないですよね。声が出せない痛みってやつです。

その場で動けない程で、ただ呼吸するのがやっとという状態です。

このぎっくり腰、何の前触れもなく突然に起こることからヨーロッパでは「魔女の一撃」と呼ばれていますが、まさにそんな感じです。

よく聞くのは重いものを持とうとした時です。

僕も大学生の時にこれでぎっくり腰になりました。

しし、実際には様々な「腰が動く動作」をした際に起こり得るんです。

例えば、顔を洗おうと前かがみになった、席をする、クシャミをする、ベッドから立ち上がる、ゴルフの素振りなど様々です。

このような生活動作なので、普段運動をしていようが、若い人だろうが関係なく、文字通り「誰にでも」起こり得るから怖いんです。(子供もなるそうです)

ぎっくり腰の状態を具体的にいいますと、腰の骨がどうにかなって起こっていると思われがちですが、間違いです。

椎間板(椎骨と椎骨の間にある軟骨)や関節、靭帯や筋肉などに部分的な損傷で起こります。

強い捻挫のようなものなので腰の捻挫ともいわれたりします。

ただ病院にいってもレントゲンには映らない為、殆どの場合は原因がわからないそうです。

ぎっくり腰は何故激痛なのか?

何故大の大人がぎっくり腰になると声も出せないくらい痛いのでしょうか?

その理由は損傷箇所付近に大きい神経があるからです。その神経を圧迫・刺激してるから激痛を感じます。

痛みの信号は神経を通って脳へ伝達されて初めて痛みとして認識されますが、ぎっくり腰は脊柱神経という大きい神経からダイレクトに伝わります。

だから手足の捻挫とは比較にならないくらい痛いんですね。

ぎっくり腰になった場合の対処方法

ぎっくり腰になった人ならわかりますが、まず動くことも立ち上がることも出来ません。これが普通です。

まずは、少し痛みが引くのをじっと堪えて、痛みが少し引いたら何とかして腰に負担のかからない姿勢をとるようにしましょう。

膝を軽く曲げて横向きになったり、腰を丸めると和らぎます。

以前はぎっくり腰になった時は、とにかく安静にすることが大事だといわれてました。

しかし、最近では、少し動いたほうが治りが早いことが分かってきたようです。

  • 2~3日は安静にして、冷湿布で炎症を引かせます。(温湿布ではなく、消炎作用のある冷湿布を使いましょう)お風呂で温めるのは逆効果になるので控えます。
  • その後、痛みが落ち着いてきたら少しづつ出来ることから動いていきましょう。動かせる部位は極力動かします。そして、この頃になるとお風呂に入れます。血行を良くすることでより治りが早くなります。
  • ぎっくり腰の痛みは1週間ほどで殆ど治まります。

ぎっくり腰の予防方法

実はぎっくり腰になった方の約1/4は、その後1年間で再発するといわれています。

また、あの激痛は味わいたくないですよね?

しっかりと理解して予防しましょう。

予防方法は主に4つです。

  1. 無理な姿勢をしない
    腰に負担がかからないように日常動作に注意しましょう。特に中腰や前かがみには注意。
  2. 寝るときには少し硬めのマットレスやふとんで寝る
    柔らかいマットレスやふとんで寝ると腰が沈み込みます。これは腰に対して不自然な姿勢となり、筋肉を緊張させます。緊張した筋肉は怪我を誘発しますので、少し硬めのマットレスやふとんが良いというわけですね。
  3. 体重を軽くする
    体重が重いと、それだけ腰に負担がかかり腰痛を引き起こしやすくさせてしまうので、極力太らないようにしましょう。
  4. 運動を行う
    年齢を重ねると筋力が落ちます。腰回りや骨盤付近の筋力が落ちると腰が不安定になり、ぎっくり腰のリスクが高まりますので、ウォーキングなどの軽い運動でもいいので行いましょう。
    運動することで、腰回りの筋肉の低下を防ぐことに繋がります。

もう、ぎっくり腰にはなりたくないですよね?

でしたら上の予防対策をして備えましょう。普段の意識が大切です。

通常ぎっくり腰の痛みは1週間程でだいぶ治まり、1ヶ月未満で自然に治ることが殆どです。

もし、最初の2~3日で痛みが全然引かない、痺れが出てきた、安静にしているのに痛みがひどくなってきた、などは別の疾患の可能性がありますので整形外科への受診をオススメします。

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