S&P500米国は日本の投資信託で買えばいいの?
それとも米国ETFのVOOで買うべきなの?
最もベターな投資方法として『S&P500インデックスファンド』が有名です。
今回は、S&P500米国株式を買うにあたって、「投資信託、国内ETF、米国ETFのどれがオススメなのか」をそれぞれの手数料や税金などを比較し、そのメリット・デメリットを踏まえ説明します。
S&P500インデックス投資をする上での役に立てれば嬉しいです。
S&P500の概要
S&P500、S&P500種指数は(英語:Standard & Poor’s 500 Stock Index)とはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数です。
ニューヨーク証券取引所やNASDAQ、NYSE Americanに上場している企業の中から大法的な500社を選出し、その銘柄の株価をもとに算出される時価総額に比重を置いた株価指数です。
簡単にいうとアメリカの大型・中型株500社の『詰め合わせパック』だと思ってくれればOKです。
米国市場時価総額の7割から8割を占める強大な株価指数でS&P500=アメリカ経済といっても過言ではありません。
米国の成長に沿って上昇する指数で、多少の暴落は起こる事は想定されますが、20年30年と長期的に積み立てれば間違いなく今よりも上昇します。
投資の神様であるウォーレン・バフェット氏も
その為、頑張って積立していきましょう。というのが、現在の投資における最適解だと思います。
S&P500購入方法
S&P500を買う方法はいくつかあります。
投資信託
国内ETF
米国ETF
コストの安い商品で比較
S&P500を買える投資信託、ETF、米国ETFの中でもコストが安いものを選んでみました。
- 投資信託・・・eMAXIS Slim米国株式S&P500
- 国内ETF・・・MAXIS米国株式(S&P500)上場投信 (コード:2558)
- 米国ETF・・・VOO
投資信託の最安はSBI証券の『SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」が最安です。しかし、運用実績が2019年9月からと浅く、SBI証券のみの取扱なので除外していますが、eMAXIS Slimと大差ありません。
国内ETFのMAXIS S&P500は他のETFよりも実績が浅いですが、運用コストが低いので選んでいます。
結論からいうと、投資信託のeMAXIS Slim米国株式S&P500かSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドをひたすら買い続けるのが最適解です。
しかし、現在では米国ETFも買いやすくなった時代で、そこのところを詳しく知りたいという方もいると思いますので、詳しく解説していきます。
ETFと投資信託の違い
ETFとは上場投資信託のことで、株のように売買が出来ます。
購入単位は1口単位となり、米国株の場合には通常翌日の約定になります。
分配金は自動で再投資されないので、受け取り後自ら行う必要があります。
投資信託とは口数や金額(百円以上)を指定して、取引終了後の基準価格で買えます。
分配金は自動で再投資されるので、簡単に複利効果を得ることができます。
ETFと投資信託についての詳細については
コスト比較
為替手数料 | 売買手数料 | 経費率 | 付与ポイント | |
---|---|---|---|---|
米国ETF(VOO) | 0.00375% | 0.037125% | 0.03% | なし |
国内ETF(2558) | なし | なし | 0.18% | なし |
投資信託(eMAXIS Slim) | なし | なし | 0.16% | 0.048%(楽天) |
コストの合計はVOOが若干安いです。
しかし、米国ETFで得た利益は2重課税となるので、確定申告を行って返還させないと投資信託の方がコスト面で下をいきます。
その為、多くの投資家に向いているのは確定申告の必要ない『投資信託』がおすすめという訳です。
ETFと投資信託のメリット・デメリット
最小購入金額 | 注文方法 | 分配金再投資 | |
---|---|---|---|
米国ETF(VOO) | 1口(381ドル) | 指値・成行 | なし |
国内ETF(2558) | 1口(13,010円) | 指値・成行 | なし |
投資信託(eMAXIS Slim) | 100円 | 終値 | あり |
ETFは1口が大きく、投資信託は100円から気軽に購入ができます。
また一番大きなポイントとしてはETFでは分配金再投資が自動では行えません。
投資信託では自動で再投資を行ってくれ手間要らず。
まとめ
米国ETFのVOOはコスト面は安いですが、分配金お2重課税を確定申告して取り戻さないと意味がありません。
国内ETF(2558)はコスト面は安いですが、流動性がVOOやeMAXIS Slimと比較すると低い。
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