【効果減衰に注意】次亜塩素酸水の難しい保管方法と解決策

次亜塩素酸水って新型コロナウィルスにも効果がある発表されて、ますます効果が注目されてますね!

アルコールだと手が荒れる人に特に人気がありますね。
ところで、次亜塩素酸水のメリットばかり取り沙汰されていますが、実は保管が難しいこと知ってましたか?

次亜塩素酸水って保管が難しいの??
普通に置いとくだけではダメなの?

実は保管が難しい次亜塩素酸水。

今回は次亜塩素酸水の難しい保存方法と解決策について解説していきます。

結論から言うと、次亜塩素酸水は長期保存は向きません。

本来、次亜塩素酸水はストックして使うものではなく都度生成して流水使用することが原則です。
一般財団法人 機能水研究振興財団HPより引用)

目次

次亜塩素酸水はなんで保管方法が難しいの?

次亜塩素酸水の保管方法の難しさ

次亜塩素酸水は高い殺菌・消毒効果をもっていますが、置いておくと短期間で普通の水になる、いわゆる「効果減衰」してしまう物質であることを理解しなくてはなりません。

いざ使おうとした時にただの水になってしまっていたら意味がありませんからね。

具体的には
  • 有機物に触れるとダメ
  • 紫外線にあたるとダメ

保管するためには↓のような商品でないとダメです。

紫外線が当たらないように段ボールで覆われている事とコックが付いていて空気と遮断できる事が大事です。

ちょっと高いですけど。

次亜塩素酸水の効果減衰は実はメリットでもあるんです。
それは「人体への安全性」。
有機物に触れると瞬時に水に戻る特性は裏を返せば人への優しさなんです。

長期保管しないで次亜塩素酸水を使用する方法

長期保管しないで次亜塩素酸水を使用する方法

次亜塩素酸水は長期保管に向かないのはわかったけど、他に解決策ないの?

本来の用途である「使う分を生成」すれば良いんです。
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムで簡単・安全・おまけに安く次亜塩素酸水を精製できます。

え?ジクロロ?イソ・・何それ?

本来は食洗水を電気分解して生成しますが、家庭でやるには濃度調整が難しくて無理です。
そこで、家庭でも簡単に生成できる方法として「ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム」を使用した商品がオススメです。

水道水で溶かすだけで簡単に次亜塩素酸水が生成できます。
溶かす量を調整すれば濃度調整も可能です。

次亜塩素酸ナトリウム液について

次亜塩素酸ナトリウム液について

名前が似てますが、次亜塩素酸水とは全くの別物で塩素系殺菌剤です。

塩素系殺菌剤といえばハイターやカビキラーが馴染み深いですね。

最近次亜塩素酸水が有名になり、「ハイターを薄めて次亜塩素酸水を作ろう」といった間違った情報も出てるので注意して下さい。

消毒効果は次亜塩素酸水のように高いですけど、人体に有害なので使用に注意が必要です。

次亜塩素酸水のように加湿器に使用なんかしたら絶対にダメです。

次亜塩素酸水の保管と解決策のまとめ

次亜塩素酸水の保管と解決策のまとめ
次亜塩素酸水が長期保管に向かない理由
  • 紫外線や有機物に触れると水に戻る性質(効果減衰)
  • 日に当たらない密閉型商品は量と価格から一般家庭には向かない
解決策
  • ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを使って「使う分を生成」する。

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