あなたは普段、車を運転しますか?
そして車にはドライブレコーダーは付いていますか?
ドライブレコーダーの有無で、あなたが事故に巻き込まれたときに本当に悔しい思いをすることになりますので、絶対に取り付けましょう。
本記事はなぜドライブレコーダーが車に絶対に必要なのかを解説しています。
なぜドライブレコーダーが必要なのか
それは交通事故に巻き込まれた際に「証拠」となるから。
実際に僕はドライブレコーダーを付けていなかったせいで、たいへん悔しい思いをしました。
交通事故に巻き込まれた話
僕は5年前の2015年、右折している最中に信号無視の車に助手席側を追突され車が全損する程の事故にあいました。
それまで僕は交通事故なんて自分が気をつけていれば大丈夫と思っていましたが、自分が事故にあって気づかされました。
自分の力では防ぎようがない事故もあると。
片道三者線のパイパス道路の右折レーンにて信号待ちをしていました。
信号機の右折用矢印が点灯したので右折したら、1番外側の車線からノーブレーキでプリウスが僕の車の左側側面に追突。
その衝撃は結構凄くて6メートル程吹き飛ばされ縁石に乗り上げる程でした。
救急車で運ばれはしましたが、幸いにもかすり傷程度で済みましたが、車は廃車になりました。
反対車線は当然赤信号だったので、過失割合は10対0になると思ってました。
しかし、最終的な結果は5対5。つまり、僕も半分悪いという結果になってしまいました。
相手が信号無視したのに過失割合が5対5??
実はこれは保険会社が頑張ってくれたお陰で、良い結果なんです。
弁護士に相談して分かったのですが、交通事故で互いの信号が青の場合に直進車と右折車が衝突したら直進車が有利です。その際の過失割合は2対8程で右折車が悪いことになります。
なので、もしかしたら今回のケースは、僕が8割悪いことになっていたかもしれなかったのです。
なぜ、こんな結果になったのかといいますと、交通事故の調書で相手が「嘘をついたから」です。
相手が「自分の信号は青で、だいのじが無理に右折をしてきてぶつかった」と証言したようです。
担当警察官に確認しましたが、裁判で嘘をつくと偽証罪になりますが、調書の時点での嘘は罪にならないそうです。
もし嘘がバレても勘違いでしたと言えばそれまでと。
なので、基本的に加害者側は刑を軽くするため、賠償額を減らすために嘘をつきます。
もっとも多い嘘が過失割合に直結する「信号機の色」です。
僕の事故も争点は信号機の色でした。
加害者側の嘘を覆すには目撃者の証言と証拠のみ
警察は相手の嘘を覆すには証拠を提示するか、目撃者による証言しかないと言って目撃情報を募集する看板を立ててくれました。
この看板見たことありますよね?
目撃者を探してます
○月○日
軽自動車と普通自動車が衝突して〜
みたいな看板です。
そんなに看板を意識してみないですよね?
でも、この看板があるということは、互いが違う証言をしている(どちらかが嘘をついている)ケース、それかひき逃げのケース、このどちらかということになります。
そして、残念なことに目撃者なんて、まず名乗り出ません。
警察の方も言ってましたが、目撃者が名乗り出るのは本当に稀みたいです。
僕の事故の時には反対車線、右折先の道路に車がぎっしりいて目撃者は大勢いましたので、誰か一人くらいは目撃者として名乗り出るでてくれるだろうと思いました。
そして嘘をついている相手の鼻を明かしてやろうと。
しかし、誰も名乗り出てはくれませんでした。
僕がもし交通事故を目撃して、目撃者の捜索看板が出ていたら警察に名乗り出ます。
自分が経験して辛かったですから。
1番頼りになるのは「証拠」です。
警察の捜査は死亡事故でもない限り、行いませんので、自分で用意する必要があります。
その唯一の証拠がドライブレコーダーで撮影した内容です。
もし、ドライブレコーダーがあって、当日の状況を撮影していたら、それが証拠となり、僕の事故は相手側の信号無視によって起こったと立証できたのです。
ドライブレコーダーの選び方
ドライブレコーダーを選ぶ際のポイント
- 画質
- 画角
- 商品の信頼性
- 前後撮影ができる2カメラ
以上の4つだと僕は考えます。
その理由は
- 車のナンバープレートが判るようにするため
- 広い画角(水平画角)で撮った方が安心だから
- 撮影出来ていなかったなんてことがあってはならないから
- 前と後ろを撮影すれば、どんな事故に巻き込まれても状況がわかるから
ドライブレコーダーの画質
解像度はフルHD(1920×1080)以上、画素数は200万画素以上のものを選びましょう。
この基準は相手のナンバープレートが読み取れるかどうかです。
読み取れないドライブレコーダーは必要ありません。
高画素のおすすめドライブレコーダーはこちら
ドライブレコーダーの画角
事故は真正面で起こるものとは限りません。
広いエリアを撮影するには「水平画角」が大事です。
最低でも108°以上あれば十分の水平画角です。
水平画角の広いおすすめドライブレコーダーはこちら
信頼性のあるメーカー
信頼性のないドライブレコーダー程、安心できないものはありません。
いざという時に撮れていなかったなんてことにならないように、多少高くても信頼性のあるメーカー品を選びましょう。
安心を買うと思えば、安いと思います。
おすすめするメーカーはケンウッド、コムテック、ユピテルです。
この3社にしておけば間違いはありません。
特に4Kなどの極端に高解像度で価格が異様に安い機種は怪しいのでやめましょう。
前後撮影できる2カメラ
前方は当然として、後ろも撮る理由は追突事故もありますが、最近は煽り運転というものもあります。
リアカメラは、その煽り運転対策にもなりますので、後方撮影中みたいなステッカーを車体後ろに貼る事もおすすめします。
おすすめマグネットステッカーはこちら
ドライブレコーダーの取り付け方法
配線剥き出しが気にならなければDIYでも簡単ですけど、剥き出しはかっこ悪いし、引っかかって危ないのでやめましょう。
DIYでやるなら本格的に内装剥がしてやる方法もありますが、慣れていなかったら素直にプロに任せましょう。
新車時からならディーラーに頼めば取り付けしてくれます。メーカー純正品でも上記のスペックを満たしていれば良いですけど、多分少ないです。値段は高いのに。
純正品で良いのがない場合には持ち込みで取り付けしてくれますので、相談してみてください。
今持っている車につけるのであれば、イエローハットやオートバックスで簡単に取り付けできます。ディーラーでもできますが、高いのでおすすめしません。
費用も前後ろつけても2万円もかかりません。
ドライブレコーダーのおすすめモデル
1位 コムテックZDR026
発売日:2019年1月14日
- 前後370万画素(「STARVIS」を採用したソニー社製CMOSセンサーを搭載)、フルHD以上のWQHD採用
- 全国のLED信号機に対応
- 水平画角113°
- 逆光やトンネル出入り口のような明暗差が激しい場所でも白飛びや黒つぶれを抑え安定した録画
- 別売オプションのコードを接続すれば駐車監視機能を使用可能
- 撮影された映像を守るファイル保護機能搭載
- 定期的なフォーマットが不要
- 日本製
2位 ケンウッドDRV-MR745
発売日:2019年10月24日
- 前後207万画素のフルHD
- 後方カメラにスモークガラス対応レンズ採用し、煽り運転対策に最適(他にスモークガラス対応はないと思います)
- LED信号機に対応
- 水平画角122°
- 逆光やトンネル出入り口のような明暗差が激しい場所でも白飛びや黒つぶれを抑え安定した録画
3位 コムテックZDR025
発売日:2019年12月1日
- 前後200万画素のフルHD
- 水平画角140°
- そのほかはZDR026と同等