RnineTが納車されました。
リターンライダーとしてS1000Rに乗り、そしてRnineTへと乗り換え、11月に納車となりました。
以前乗っていたS1000Rとの比較も踏まえ、簡単なレビューをしていきます。
(まだ慣らし中なので本当に簡単ですw)
RnineTの第一印象
試乗なしでRnineTを買ったので、納車されるまでYOUTUBEをみたりして想像していました。
そしていざ納車となりバイク屋からの帰り道、最初に感じたことは「低速トルクの塊」。
言葉にすると「ぶっとい」。
前車のS1000Rもストリートファイター的なバイクなので低速トルクに重点を置いていましたがRnineTはそれを超えています。
数値で見てもS1000Rは114 Nm / 9,250 rpmであるのに対して、RnineTは116 Nm / 6,000 rpmです。
低回転時により強いトルクを発揮するエンジン特性が一番印象に残りました。
RnineTのシフトフィール
シフトフィールですが、S1000Rにはオートシフター(僕の年式ではシフトアップのみ)がついていました。
RnineTはそんなのついていない硬派(古典的)なバイク。常にクラッチ操作が必要です。
そんな装備に自分が超甘えていたことに気付きました。
また、エンジンが冷えているとニュートラルから1速へ入れ辛いですね。
300キロ程度しか走っていないので、慣らしが終了となる1,000キロ走れば変わるかもしれませんが。
そして、1速でもギヤが下に動くのは、凄く違和感があります。
RnineTのメーターパネル
速度計とタコメーターの2眼構造です。
S1000Rは視認性重視で回転数と時速が一目瞭然でしたが、RnineTは昔ながらのメーターです。
すぐ慣れますけど。
ただ、シフトインジケーターや油温計、電圧計がついているので、最近のバイクだなと思います。
S1000RにあったオートクルーズはRnineTにはついてません。ハンドルヒーターは付いてます冬場に重宝します。
メニューの内容はYOUTUBE動画をアップしましたので、是非ご覧ください。
RnineTの走り
肝心の走りについて。
S1000Rはスリッパークラッチ搭載であったり、オートシフターであったり快適装備満載で、優等生な並列4気筒エンジン。
ただ、『速い・快適過ぎ』て面白みにかけるという一面もあります。
速さや快適性を求めたら車が良いに決まっているし、バイクに乗るってのは、つまり楽しさを求めるからだと私は思うんです。
その点、RnineTは・・・
- 2気筒エンジン特有の鼓動感があり、まるで生きているよう。
- スリッパークラッチなんてないのでシフトダウン時のエンブレが強烈。
- 振動が低回転時には多く、楽しい。高回転時には不思議と振動が感じられなくなる。
- 水平対向エンジンの重心が低い為、取り回ししやすい。かつコーナーリングが楽しい。
RnineT レビューまとめ
まだ走行距離が300キロほどなので、慣らしも終わっておらず5千回転くらいまでしか回していませんが、非常に楽しいバイクであることは分かりました。
GSも空冷から水冷に変わった中、唯一「空油冷エンジン」を採用しているRnineT。
快適装備はグリップヒーターくらいですが、バイクらしいバイクで唯一無二の水平対向エンジンという心臓を持った
強烈な個性あるバイク。
S1000R以上に「乗ってみたい」バイクであります。